原状回復とは、「賃貸で物件を借りた人(以下、賃借人)が、該当の物件から退去するときに、借りる前と同じ状態に戻すこと」です。原状回復は賃借人の義務とされ、通常の契約書類には「賃借人は、物件の明け渡しをする際、原状回復する義務がある」という趣旨の文言が記載されています。
基本的に原状回復にかかった費用は、契約時に賃借人が、物件を貸した人(以下、賃貸人)に収めた「敷金」から充当することになっています。つまり、費用を負担するのは、賃借人ということです。
敷金は、貸す側にとって保険金のような役割を持ちます。家賃を滞納されたときの賃料や、建物を損傷されたときの修繕費用に充てられます。ただし、敷金を使う必要がなかった場合や残金が出た場合は、賃借人が退去する際に精算して返還しなければなりません。
賃借人にとって原状回復は、「借りる前と同じ程度の元の状況に戻すこと」ですが、賃貸人にとっては「建物を維持し、物件の資産価値を守る」ための重要な作業です。原状回復で定期的にメンテナンスすることで早期に修繕ができ、建物の経年劣化を最小限にすることができます。入居者への印象次第で入居率や空室対策にもつながるため、原状回復がその後の評価や利益に影響するといっても過言ではないのです。
内装工事とは、建物の内部で行われる、床・壁・天井表面の仕上げなどをする工事のことです。内装工事は内容が幅広く、クロス張りや塗装、左官、床仕上げ、設備設置、電気工事と細分化されていて、多くの職人がかかわります。きっちりと計画を立てる必要があります。弊社では現場確認の上、スムーズに施工していきます。
システムキッチン、洗面化粧台、ユニットバス、便器・水栓金具・空調機器などの設備機器や、ドア・窓などの建具の交換などを新しいものに取り換えることを言います。内装工事との絡みもありますので、こちらも適切なスケジュールで施行する必要があります。
一般的な網戸の耐久年数は約5~7年と言われています。日当たりや手入れの状況にもよりますが、耐久年数を超えた網戸は破れやほつれが生じやすく、室内に飛来害虫が侵入しやすくなるほか、美観を損ないます。
退去時に網戸も張替えるのがおすすめです。
ハウスクリーニングとは、掃除専門業者による家の掃除です。専門業者だからこそ手の届きにくいところ、大掛かりな装置が必要な部分、人手が必要な場所も可能です。浴室や水回りなどの個人では落としきれない汚れもしっかりと落としていき新品同様に仕上げます。
エアコンを分解して内部の汚れやカビの洗浄を行うため、内部の仕組みをよく知らずに掃除を行うと故障など重大なトラブルにつながります。
前述したお掃除機能付きエアコンのクリーニングでは、通常と比べて複雑で高度な技術が求められます。
弊社では高い技術力と実績で徹底洗浄をお約束します。